ベティのローリングストーン

たたじ、ベティの日常の出来事と、沖縄のお石の探検をつづります。
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海外での心臓移植もろもろ

2014年10月10日

今日も、募金箱にお金を入れてきました。

私が彼にできるとこは、大好きなティータイムのお菓子や、飲み物代を削って募金することしかありません。

娘の学校でも募金をするため小遣いを持っていきました。





もう臓器を変えることでしか治らない難病では、日本で移植を受ける機会が少なく

海外へ渡航して受けることが多のですが・・・・・・・日本でできないかぁなあというジレンマが

ありませんか?



アメリカでは、一定の条件を満たせば待機リストに名前のせられ移植を受けることが

できます。

一定の条件といってもかなり厳しいもので、多額のデポジットと、渡航費用、アメリカので滞在費

などなど金銭的なもので2~3億の費用のことです。

なぜ、デポジットで莫大な費用になるというと、高度な先進医療ということもありますが

アメリカの移植学会で、自国以外の患者の移植に少し制限をかけたからだ?という話をきました。

また、病院によってなのか?州によるのか、待機中に急変し移植不可能な状態になると、

他の健康な臓器での移植ドナーとなる条件もついてきたりします。




昨今、日本でも、15歳以下の移植ができるようになりましたが、まったくほとんど提供者が

出ないという状況で数例にとどまっています。



それは、日本人の価値観や、死生観からくる、脳死という問題のクリアーができていないからだと思います。

私もそうですが、自分の子供の脳死というもの安易に受け入れることができないからです。

生命維持装置があれば心臓も動き、呼吸はなくとも、薬、補液、軽腸栄養などで、生を続けることが

できるからです。そこに、私は一路の望みを見出すということを日本人ならするからです。



欧米などは、宗教も違い私たちとは違った死生観を持っています。

たとえ、ドナーとなった子供の生が途絶えようとも、最期には天国へ召されるという

希望というか、その個人の人生の落ちがしっかりあって、、、、生きることにの定義がちがい

植物のように生かされることを好まないのもしれません・・・がうまく説明できませんが。




そうやって、どこの国でもドナーとなる子、人の死に直面し悲しんだり、悩んだりする親や家族がいます。

ドナーを多く出しているアメリカの親でもです。

日本で、移植が始まった年、不正な脳死判定を行ったのか否か・・・。色々な疑惑もあり、制度法律も

整わなかったことから移植医療が止まってしまいました。



再度近年移植がはじまりましたが、

その始まった年に、ここ沖縄で米軍基地の病院から

子供の移植ドナーの提供話がありましたが・・・日本側の準備が整っていなかったために、

それを受けることができませんでした。(制度や、ルート確保など)

ざんねん!



心臓移植は、すごい治療ですが、移植の手技自体は最高難度の難しいものではありません。

心臓から出ているそれぞれの血管を遮断して心臓を取り出し交換っしてまた体の血管を新しい心臓に

つなぎ、胸の中に収めるのです。

血管を全部つなぎ新しい心臓と血が通いだし、色々な臓器に健康な心臓の血が満ちると患者さんの皮膚の色が美しく変わります。

新しい生を受けた感動の瞬間です。

とりとめもなく書いていきましたが、これから先の移植医療は、日本人の死生観がどう変わっていくかによると思います。

また海外での移植はさらに難しいこととなっていくことが予想されます。



今、私の考えるジレンマが杞憂になるような、再生医療の発展が

移植後進国の日本での切り札になり

病気の子供たちに大きな負担がなく元気にすることができるよう祈っています。

また、一刻も早くらいくんの渡航費用が目標額に達しますように・・・・。


海外での心臓移植もろもろ
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Posted by ちゃあ@ at 01:27│Comments(2)つれづれなるまま
この記事へのコメント
ちゃあ@さん遅くにこんばんわ。
クリスマスはどうでしたか?
Posted by *コザ原人**コザ原人* at 2014年12月28日 23:30
原人さんコメントありがとうございます。

クリスマスは家族で地味~~に過ごしました。

今年もコザ原人さんのご家族に幸多い年でありますように。
Posted by ちゃあ@ちゃあ@ at 2015年01月21日 21:26
 
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